日野原重明 瀬島龍三
この両名をご存知であろうか?瀬島龍三さんは不毛地帯のモデルになり
中曽根総理の時代に、中曽根総理のブレーンを勤めた方で
私が尊敬する人物であり、日野原重明さんは、聖路加国際病院の理事長で
たくさんの書籍の上梓、講演に忙しい方であり、本屋に行くとよく氏の本が
目立つところにおいてあるので知っていた。
この本は、このご両名が共に九十一歳の時に対談したものですが、
お二人とも、長寿を得て、誰もが経験できないような人生を歩み
社会的な地位を気づかれている。
私的には、このご両名が九一年間生きてこられたか中にはどういう
エッセンスがあるのか気になりました。
二人に共通するのは、宗教を持っていた事、瀬島龍三さんは浄土真宗、
日野原重明さんはクリスチャン、それと戦争時代の苦しい生活、
一流の教育を得た事とそれと猛烈に働くこと、責任感、であろうと思います。
この責任感はどこから出てくるかというと本分をもって生きていたこと
であろうと思います。
この本分とは、自分の果たすべき責任に対する心構えです。
このお二人の人生には、いつも本分があったのか、これを知るだけで、
これからの人生の価値をお二人のように高めることができると思います。
この本分を学んでから仕事でも、更に努力してやるようになりました。
いつも、その日のノートのページに本分と書き込んでいます。
本分は人生の中でものすごい重要なことであることに気がつかせてくれる
価値ある本です。読む価値はすごくあります。
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